こんな相談があったので、答えてみます。
子ども3人のママからの相談です。
片づけが、苦手。
服やタオルはきれいに畳んでしまうのに、子どもが出すときにぐちゃぐちゃにして、出しっぱなし。
せっかくきれいにしても、翌日には元どおり。
つい怒鳴ってしまって、そんな自分もいやになる。
このまま子どもに言い続けるべきか、いっそ自分で片づけてしまったほうが早いのか。
悩んでいます。
読んでいて、胸がきゅっとしました。
わかる〜!!涙。昔の私です。
私も、「片付けなさい!なんでぐちゃぐちゃにするんだろ、なんで自分は上手くできないんだろ」ってイライラしていた時がありました。
そんな日々を過ごして、今、私が考えているのは以下です。
子育て中は、片づかないのが当たり前。
できることから始めよう。
これです。
この記事では、子どもが片付けなくてイライラする前に私がやめた3つのことを書きます。
子ども3人と犬1匹と暮らす私が、実際にやってきたことを紹介します。
先に結論|子育て中は、片づかないのが当たり前
わが家は、子どもが産まれてから、片づけの難しさが100倍くらいになりました。
服、おもちゃ、工作、プリント。
驚くほど、モノが増えます。
そして、自分の時間も全然なくなるんですよね。
子どもが小さいうちは、トイレに行けない、お風呂に入れない。そんなレベルで自分の時間がなくなります。

だから、
子育て中に、いつでもキレイな部屋で過ごすことは不可能だ!!
子どもと暮らすようになってから、知りました。
小さいころは、散らかすことが子どもの普通。
本人は散らかしている気はなく、興味のままに遊んでいるだけ。
だけど、親の立場としては「これ以上家事を増やさないでくれ!!!」とイライラする気持ちも、よくわかります。
イライラする前に、私がやめた3つのこと

やめたのは、この3つです。
- きれいに畳む
- 子どもの引き出しを、親が管理する
- イライラで子どもを動かす
どれも、「ママなら当たり前」だと思っていたことでした。
順番に書きます。
やめたこと① きれいに畳む
結論から言うと、わが家は、洗濯物を畳んでいません。
ドラム式で乾燥まで済ませて、タオルも服も畳まず、引き出しにポイ。

相談の中に、きれいに畳んでも子どもがぐちゃぐちゃにしてしまう、というお話がありました。
だったら、最初からぐちゃぐちゃでいい。
そう決めたら、畳む時間も、崩されてがっかりする時間も、いっぺんに消えました。
引き出しに入っていれば、合格。
扉を閉めれば、見えません。笑。
乾燥機がなくても、干したものをそのまま引き出しに入れる、はできます。
「畳まないと落ち着かない」という方は、もちろん畳んでいいと思います。
でも、「畳まなきゃ」が苦しいなら、それは手放していい当たり前です。
畳むのが目的じゃなくて、着られればいい。
やめたこと② 子どもの引き出しを、親が管理する
引き出しは、本人に任せる。
わが家は、小学生になったころから、子どもの引き出しは自分で管理してもらっています。
たまに「グチャグチャじゃないかーーー!!」と口を出したくなりますが、そこはぐっと我慢。
私は、自分が管理しているキッチンやリビングをすっきりさせることに集中。
おもちゃは、箱に入る分だけ。
あふれたら、どれを残すか、子ども自身が選ぶ。

子どものうちは、「自分で心地よい量を持つ」ための練習期間。
我が家の場合
ある年のクリスマス前のことです。
「サンタさんから新しいおもちゃが届くには、置く場所が必要よね。置く場所ある?」
と聞きました。
すると子どもたちは「整理する!」と、自分でおもちゃの引き出しを整理して、バイバイするおもちゃを自分で決めました。
中には、去年プレゼントしたばかりのおもちゃも入っていました。笑。
「え、もう?」と思ったので、それはこっそり残しておきました。
でも結局使わなそうだったので、数年後に感謝を込めて処分しました。
上の子と服を整理したときは、「3秒以内に欲しいと即答できるか?」を基準にしました。
3秒と決まっていると、子どもでも、大事な服の見きわめがつきやすいです。
私も驚いたのですが、子ども3人とも進み方がまったく違います。
- あふれるまで何もしないけれど、あふれたら整理する子。
- 整理整頓が大好きで、こまめにやる子。
- 引き出しに、おもちゃを隠し持つ子。
同じ家で育っても、こんなに違う。
だから「うちの子は片づけない」ではなく、「この子はこういう進み方」でいいんだと思っています。
親は提案だけ。
決めるのは本人。
わかっちゃいるけど、難しいので、いつもこの言葉を胸に置いています。
「箱に入る分だけ」と決めておくと、散らかってもすぐ片づけられる量になります。
モノを増やさないことは、そのままお金の話にもつながっていきます。
→ ミニマリスト主婦の家計管理術。片付けたらお金が貯まった理由を全部話します
やめたこと③ イライラで子どもを動かす
これは、いまも心がけている途中です。
「怒ったら、自律神経が乱れて、元に戻るのに3時間かかる」
ピラティスのトレーナーさんに教わった言葉です。
怒ったその一瞬のために、3時間、自分の体が損をする。
それを聞いてから、イライラしたら深呼吸を心がけるようになりました。
そして、「片付けなさい!」と声で動かす代わりに、2つのことをしています。
ひとつめは、「ストップウォッチで2分作戦」。
「2分だけいくよー、ヨーイ、スタート!」
これで始めます。

ポイントは、子どもがやらなくても、私は2分やること。
片づけをするかしないかは、子どもの選択。
ママが片づける姿を見せるのが、いちばんの声かけだと思っています。
2分で終わらなくても、2分でおしまい。
ふたつめは、仕組みで動くようにすること。
わが家では、家の仕事(机を拭く・お皿を片づける・ほうきをかける)をしたら、50円のおこづかいを渡しています。
貯めたお金は、本人が好きに使っていいルール。
口出ししたくなるのを、グッとこらえています。笑。
声の大きさで動かすのではなく、仕組みで動く。
そのほうが、私が疲れません。
朝スッキリ片づけたある日、
子どもが牛乳を床にこぼしても、イライラしませんでした。
部屋が整っていると、怒らずにすむ余裕が生まれる。
順番は、やっぱり自分でできることに集中して仕組みを整えることなんだと思います。
言い続ける? 自分が片づける? 私の答え

相談の最後にあった問いに、答えます。
言い続けるか、自分で片づけてしまうか。
私の答えは、「どちらでもない」です。
言い続けるなら、怒鳴らずに、短く一言。
10,000回同じことを言い続けるのが子育てらしいよ。驚!
わが家は、ゴミの日に「使わないものはゴミ袋に入れてね」と言い続けていました。
すると、ある朝、子どものひとりが自分の引き出しを全部出して仕分けをして、最後に掃除機までかけていて、驚きました。
言い続けるのは、無駄じゃない。
ただ、大きな声じゃなくていい。
「自分が片づける」なら、子どもの分ではなく、自分の場所だけ。
家族が片づけてくれない、と長年悩んで学んだのは、やる気のない人を動かすことはできない、ということでした。
だから、家族が片づけないと嘆く前に、自分の場所を、自分にとって居心地のいい空間にしていく。
それが、お互いストレスがかからず、やりやすいです。
見るべきは、グチャグチャの子どもの机ではなく、自分が片づけてスッキリした引き出し。
自分の場所のモノだけ減らして、余白のある部屋でご機嫌に過ごしていたら、末っ子が「引き出し整理する!」と言い出しました。
上の子も「そろそろ引き出しの中、整理しなきゃなぁ」と。
親がご機嫌に、自分の場所を整えている。
それを見て、子どもは動きます。
すぐには動かないかもしれないけど。笑。
動かない人のことは置いておいて、自分のことに集中しましょう。
まとめ|片づかないのが当たり前。できることから

やめた3つを、もう一度。
- きれいに畳む → 引き出しに入れば、合格
- 子どもの引き出しを親が管理する → 枠だけ決めて、選ぶのは本人
- イライラで子どもを動かす → 「2分だけ、ヨーイ、スタート」で、まず自分が動く
まずは洗濯物を1回、畳まずに引き出しに入れてみる。
ぜひ試してもらえたら嬉しいです。
子育て中は、片づかないのが当たり前。
できることから始めよう。
本当に大事なのは、きれいに畳まれたタオルじゃなくて、もっと楽しいことや、心地よいと感じることに時間を使うことです。
そのために部屋を整えて、そのために「当たり前」をひとつ手放す。
ひとつ手放すと、部屋より先に、気持ちが軽くなります。
同じように悩んでいる方に、何か参考になれば嬉しいです。
出版中のキンドル本
子どもとの片づけは、1冊目の本の第5章にくわしく書きました。
▼ 1冊目「子ども3人。ママだけミニマルライフ」(Kindle Unlimited会員は無料で読めます)
▼ 最新刊「ママだけミニマリストの手放す思考」(Kindle Unlimited会員は無料で読めます)
あわせて読みたい




毎日の「5分でできるちょっと片づけ」はX(@Yunana_mini)で、日々の実践はnote(ゆなな)で発信しています。










