外食費って、家計の中でいちばん「わかっちゃいるけど」なやつだと思うんです。
削れば貯まる。それは知ってる。
でも、外食って楽しいんですよね。作らなくていい、片づけなくていい、子どもがよろこぶ。
わたしは3人の子ども+犬1匹と暮らしています。少し前までは休日のたびに外食して、月の外食費が2万円を超えていました。
多い月は23,178円。家計簿のグラフを見返して、自分でもびっくりしました。


そこからいろいろ試して、いまは月1万円ほどに落ち着いています。
じつは0円の月もありました。あの頃はまだ家計管理も初心者で、がんばって締めていた時期です。
いまは無理にゼロを目指さず、このくらいがちょうどいいと思っています。
でも先に言ってしまうと、わたしは外食をやめていません。
この記事では、外食をやめずに外食費を減らした、我が家の「ゆるい外食ルール」と5つの工夫を書きます。
2026年のいまも続いている、現在進行形のやり方です。がんばる節約が続かなかった人にこそ、読んでほしいです。

◆ 外食を「やめる節約」は、うちには無理だった

最初はわたしも、「外食=ぜいたく。ゼロにすれば月2万浮く」と意気込んだんです。
結果、ちゃんと挫折しました。
金曜の夕方、疲れはてた自分。「今日くらいいいよね」の誘惑。
一度くじけると「もうルール破っちゃったし」と、かえって外食が増える。ダイエットのリバウンドと、まったく同じ構造です。
われながら、なんて意志が弱いんだろうと思いました。
でも、あるとき気づいたんです。
悪いのは意志じゃなくて、「ゼロか百か」のルールのほうだと。
それに正直なところ、子連れの外食って、思っていたほど「ご褒美」でもなかったんですよね。
子どもが騒がないか気を張って、こぼした水を拭いて、何回もトイレに立って。気づけば自分は、片手で料理をかきこんでいる。
それで1回6,000円を超えることも。

だから発想を変えました。
外食は、やめない。そのかわり「ゆるいルール」の中で楽しむ。
◆ 我が家の“ゆるい外食ルール”は、たった2つ
ルールといっても、手帳に書くような立派なものじゃありません。2つだけです。
ルール1:回数を決める(我が家は月2回くらい)
「外食しない」んじゃなくて、「する日を決める」。
月の回数を決めた瞬間、外食が「なんとなくの出費」から「予定されたお楽しみ」に変わります。
これ、不思議なんですが、回数を決めたほうが外食がおいしくなるんです。
「今日はその日だ」と思って食べるラーメンは、なんとなく入ったお店の3倍おいしい。
ルール2:1回の上限を、ざっくり決める(我が家は5,000円ほど)
きっちり計算はしません。「このくらいまでなら気持ちよく払える」というラインをざっくり持っておくだけ。
上限があると、メニューを開いたときに迷いが減って、むしろラクです。
がまんじゃなくて、予約。
これが、ゆるい外食ルールの正体です。
◆ 外食費を減らす5つの工夫|「外食しない日」を無理なくつくる

ルールを決めても、「今日つくりたくない…」の波はやってきます。
ここからは、外食しない節約を根性ゼロで続けるために、我が家がやっている5つの工夫です。
- 事前に準備をする
- 家で作れる簡単な料理をマスターする
- お昼から出かける
- 半分テイクアウト半分持参を意識する
- 外食をイベント化する
事前に準備をする
外食に流れる日って、だいたい「冷蔵庫に何もない日」なんですよね。
だから週末の前に食材だけ仕入れておく。おでかけの朝は、ごはんを多めに炊いておく。
これだけで「帰りにどこか寄っちゃう?」の確率がぐっと下がります。
準備といっても、やることは炊飯器のボタンを押すだけ。
家で作れる簡単な料理をマスターする
「ちゃんとした料理」じゃなくていいんです。外食の代わりになるのは、ごちそう感のある手抜き。
我が家の定番は、市販のピザ生地に子どもたちが好きに具をのせるピザと、ホットプレートごはん。


焼くだけでも、子どもが一緒に作れるとそれだけで楽しい時間になります。
冷凍のから揚げやチャーハンも、堂々と使います。
お昼から出かける
朝から出かけると、決まって「お昼どうする?」となります(笑)。
だから我が家は、朝は家でのんびり食べて、お昼すぎから出発することが多いです。
おでかけの時間を半日にするだけで、外食のタイミングが1回減ります。
半分テイクアウト、半分持参を意識する
全部お店で食べると、人数分×単価でふくらみます。
だから、おにぎりとお茶は家から持っていって、おかずだけスーパーで買う。それを持ってピクニックにすれば、十分楽しい休日になります。
全部がんばらない、半分だけ買う。この中間があると、続きます。
外食をイベント化する
そして、ルール1で決めた外食の日は、思いっきり楽しむ。
我が家の定番は、みんなが大好きなラーメン屋さんかマクドナルド。
「今月の外食、どこ行く?」と家族で相談するところから、もうイベントです。
外食を減らすんじゃなくて、外食の「格」を上げる。ここがこの節約のいちばんおいしいところだと思っています。
◆ 外食を減らせた本当の理由は、冷蔵庫がスッキリしてたから
ここまで工夫を書いてきて、こう言うのもなんですが。
振り返ってみると、外食費が減ったいちばんの理由は、テクニックじゃない気がしています。
冷蔵庫と台所が、スッキリしていたから。
冷蔵庫に何が入っているか把握できていると、外出先で「帰ってあれを焼けば10分で食べられるな」と頭に浮かぶんです。
逆に、冷蔵庫がパンパンで何があるかわからなかった頃は、考えるのが面倒で「もう外でいいや」になっていました。
外食って、料理をつくる元気がないから行くというより、「何をつくるか考える元気」がないから行くんですよね。
台所のモノを減らして、冷蔵庫に余白ができてから、「帰って作るほうがラク」の日が自然と増えました。
節約をがんばったというより、部屋を整えたら外食費がついてきた。そんな感覚です。

◆ 浮いたお金の行き先
外食費が月2万円から減って、浮いたお金はどうしたか。
我が家では、投資信託を買うお金にしています。
ここ、地味に大事なポイントで。浮いたお金の行き先を決めておかないと、気づけば別の何かに消えていくんですよね(経験者は語る)。
「外食1回分が、投資信託に変わった」と見えるようにすると、節約が「削る作業」じゃなくて「移す作業」になります。気持ちがぜんぜん違います。
年間にすると約12万円の差。がまんした記憶はないのに、この金額。
外食をやめる節約は続かなかったけれど、やめない節約は、いまも続いています。
家計全体の整え方は、こちらの記事に書いています。

◆ 今夜の我が家は、ホットプレートです
外食費の節約は、外食をやめることじゃありませんでした。
この記事のポイントをまとめると、こうです。
- 外食は「やめる」より「回数を決める」(我が家は月2回くらい)
- 1回の上限は、ざっくり決めるだけ(我が家は5,000円ほど)
- 冷蔵庫をスッキリさせて、「帰って作るほうがラク」な日を増やす
まずは今月の外食の日を、家族で1回だけ決めてみてください。
それだけで、外食は「家計の敵」から「月に数回の楽しみ」に変わります。
食費も、部屋も、たぶん人生も、ゼロか百かにしないほうがうまくいく。
わたしは、そう思っています。
ちなみに今夜の我が家はホットプレートです。準備するのはわたしじゃなくて、炊飯器ですが。
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